10月に入って、漸く天候が安定してきました。
今週末でグリンデルワルドバスの夏季定期運行が終了ということで、グローセシャイデックからハイキング。快晴の空の下、色付いた木々を眺めながら歩いてきました。
紅くなる木よりも黄色くなる木々の多いヨーロッパアルプスでは、この時期を黄金の秋、黄金の10月と呼びます。その言葉通り、秋の太陽の光を受けて黄金に輝く木々と白い高峰。春や夏とはまた一味異なった魅力があります。
この季節の楽しみの一つが、時々ぽつんと姿を見せる、季節ハズレのお花達。
花の時期に仲間同士で手を繋いで、草原を染める様に咲く花々は素敵ですが、独りぼっちで咲いている姿は、健気で一層愛おしく感じるものです。
皆様も是非一度、黄金の季節に訪れてみて下さい。
さか