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 アルプスのど真ん中にあるスイスは国中いたるところに峠道があります。かつては交易路として賑わったルートの多くが、トンネル技術が進歩し整備された今日では、景勝ルートとして人気を集めています。今回はそんな峠の一つ、グリンデルワルト方面からヴァリス州へ至る、標高2,165mのグリムゼル峠にやってきました。


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 その峠にあるのが「死の湖(ドイツ語でトーテ湖)」です。何とも寒々しい名前ですが、実際はとても風光明媚な場所です。そもそもの名前の由来は、18世 紀の末にフランス軍とオーストリア軍の戦いがこの地であり、多くの死者が出た事から。スイスの苦難の時代の名残を留めた名前です。とはいえ、3世紀を隔てた今となってはそれも遠い過去の事。この日は晴天で風もなく、輝く湖面が周りの景色を映し出しておりました。

 このグリムゼル峠は北海と地中海の分水嶺であると同時に、ベルン州とヴァリス州の境界でもあります。数件のレストランがあり、ドライブの途中一息入れるのにお薦めです。