スイスアルプス便り

スイスのインターラーケンとサンモリッツにある、日本人経営の旅行会社    <ジャパニーズインカミングサービス>のブログ

Klettern(登山・クライミング)

クラインマッターホルンからブライトホルン(4164m)への登頂

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ヨーロッパアルプスで一番簡単に登れる4000m峰といったら、ツェルマットにあるブライトホルン(標高4164m)です。簡単なのですが、ヨーロッパアルプスにある峰々の中で27番目に高い山です。晴れた日の頂上からは、モンブラン、グランコンバン、マッターホルン(写真に写っているグループの向こうに見えています)の他に、ユングフラウやメンヒも望むことができます。

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先日、夏の終わりの晴天の日に、ブライトホルンに登ってきました。クラインマッターホルン展望台のスキー場管理区域を出たら、氷河の上を歩いていきます。簡単に登れると言っても、どこにクレバスが隠れているか分からない氷河の上を歩くので、グループを組んでお互いにアンザイレン(ロープで結びあうこと)をし、アイゼンを付けて登っていきます。

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最初の30~45分は平坦なブライトホルンプラトーを歩きます。徐々に傾斜が急になり、途中からはジグザグを切りながらさらに1時間ほど登ると稜線にでます。稜線に出たら山頂はもうすぐ。標高4000mを超え、ちょっとの登りでも息が苦しいです。イタリア側の山々が綺麗に見え、東からの稜線が近づいてきたら、ブライトホルン西峰4164mです。山頂は思ったより広くて怖くはありませんね。山頂からは360度の大展望です。

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帰りは1時間ほどでクラインマッターホルン展望台に戻ってきます。展望台でアンザイレンを解いて、登山終了、お疲れさまでした。展望台からブライトホルンを望むと、たくさんの人がグループを組んで登っていくのが見えました。

日本からの旅行者がブライトホルンに登頂するには、地元ガイド組合のガイド付きツアーに参加するのが一番簡単です。ガイド付きツアーは前日までに申し込み、朝7時過ぎにクラインマッターホルン行きゴンドラ「マッターホルン・エクスプレス」山麓駅でガイドと待ち合わせします。朝8時30分頃から歩き始め、午前10時30分頃に登頂、午後12時過ぎにクラインマッターホルン展望台に戻ってきます。富士山よりも高い場所から歩き始めるので、高度順応が重要になります。ハーネス、アイゼン、スキーポールなどはツェルマットのアウトドアショップでレンタルすることができます。最大でガイド一人に対してお客さまは6人までです。また、このコースではアイゼンを使うため、通常の海外旅行保険では適用外になる場合がありますので、ご注意ください。

弊社ジャパニーズインカミングサービスは、地元ツェルマットのガイド組合手配、ガイド組合での打合せアシスタント手配を行っています。ぜひお問い合わせください。
http://jisdavos.org/


つちや

メンヒ(4107m)に登ってきました

今日のインターラーケンは曇天ですが、雲の間から青空が見え隠れしています。明日は、スイス全土で晴天、気温はインターラーケンで25度前後まで上がる予報です。金曜日から火曜日までは、晴れのち曇り、大気の状態が不安定で夕方には雷が鳴るような予報が出ています。

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ベルナーオーバーランド三山のひとつ、メンヒ(標高4107m)はユングフラウ鉄道のユングフラウヨッホ駅から日帰り登山可能な4000m級のピークで、ヨーロッパアルプスのピークの中では32番目に高い山です。今年の夏は気温が低く、雪の状態も安定しているとのことだったので、先日、晴天に恵まれた日に地元グリンデルワルトのガイド組合にガイドを頼み、弊社スタッフ二人で登ってきました。

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行きのヴェンゲルンアルプ鉄道からメンヒの頂上を見上げます。ちなみに左手前の岸壁は、先日のブログで紹介したロートシュトックです。

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ユングフラウヨッホ駅のコーヒーバーでガイドと待ち合わせ、装備をチェックして歩き始めます。メンヒヨッホ小屋方面に30分ほど登ってから、メンヒの南西稜に取り付きます。重登山靴にアイゼンを付け、ガイドとアンザイレンをして、最初はグレードⅡ程度の岩稜を登ります。標高差250mほどを登ったところから雪の稜線になり、ピッケルを取り出して、急な斜面をステップを切りながら進んでいきます。標高も高いので、ここが一番、しんどいところですが、右にはアイガーのミッテルレギ稜線、ヴェッターホルン、グロッセシャイデックを、左にはユングフラウを展望する美しい風景の中を登っていきます。

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最後は幅の狭い雪の稜線上を登ります。急な登りではないのですが、左右がスパッと切れているので、高所恐怖症の人にはつらいですね。右の眼下にはアイガーの頂上が見えました。そして、ナイフリッジを慎重に歩き、南西稜が近づいてきたら、頂上に到着です。頂上からは、トゥーン、インターラーケン、クライネシャイデックが見えました。今回は、天気が良かったので遠くにモンブランやマッターホルンを望むことができました。いつも観光で来ているユングフラウヨッホ展望台が眼下に見えるのはとても感動です。

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今回は、始発のユングフラウ鉄道(ユングフラウヨッホ駅に8時52分着)、10時頃から稜線に取り付き、12時半に登頂、14時半ごろにメンヒヨッホ小屋への圧雪された雪上ハイキング道に戻ってきました。このメンヒに登るには、ロッククライミングの技術と雪の稜線を歩くときの確かなアイゼンワークが必要です。日本アルプスの稜線に比べても1000m以上高いところを登るので、高度順応が鍵になります。登山予定日の数日前にグリンデルワルドに来て、周辺でハイキングやユングフラウヨッホ展望台に上がり、3000m以上の標高に慣れると良いでしょう。ガイドを頼む場合は、必要な道具をガイド組合でレンタルすることができます。一人のガイドが一人もしくは二人のお客さまを連れて行くことができ、お客さまの人数でガイド料金が異なります。

弊社ジャパニーズインカミングサービスは、地元グリンデルワルトのガイド組合手配、ガイド組合での打合せアシスタントを行っています。メンヒとユングフラウ(標高4158m)やメンヒとアイガー・ミッテルレギ稜(標高3970m)の組み合わせ登山も人気です。腕に自信がある方は、いつ、どの程度のグレードの岩登りの経験があるのかを添えて、ぜひお問い合わせください。
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つちや

アイガー北壁を登った気分になれるロートシュトックのヴィアフェラータ

今日のインターラーケンは曇りと雨の一日になりました。気温も20度に達せず、少し肌寒かったです。メンリッヘン展望台(標高2230m)から上は、雪が降っていました。

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アイガー北壁の最も西側にある岩峰がロートシュトック(標高2663m)です。ロートシュトックへはヴィアフェラータを使って登ることができ、アイガー北壁を登る登山家達が見ているのと同じ景色を見ることができます。ヴィアフェラータは専用の道具を使って安全確保をしながら登る岩登りです。ロートシュトックのヴィアフェラータへの取り付きはユングフラウ鉄道のアイガーグレッチャー駅からアイガートレイルを30分ほど歩いたところです。

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このコースは初心者~中級者向けの半日コース。途中には階段を登ったり、ロッククライミングをする区間があります。

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今は廃駅になってしまったユングフラウ鉄道のロートシュトック駅の窓の前を通ってから頂上直下の鞍部に出ます。後ろを振り返ると、クライネシャイデックからメンリッヘンまでの大展望が望めました。

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ロートシュトック頂上からは反対側の景色が一望できます。快晴だったこの日は、アイガー氷河、ユングフラウ、シルトホルンが見え、奥の方にはグシュパルテンホルンを見ることができました。帰りは、アイガー西壁の登山道をアイガーグレッチャー駅まで下りていきます。

ヴィアフェラータは専用の道具を使うので、初めて挑戦するときには山岳ガイドを付けて登り方を習ったほうが安全でおすすめです。専用道具、ハーネスやヘルメットはグリンデルワルトでレンタルすることができます。山岳ガイドの手配などが必要なかたは、弊社ジャパニーズインカミングサービスまでお問い合わせください。
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つちや

ミューレンのヴィア・フェラータ

今日のインターラーケンは曇り。雲の合間から晴れ間が見え始めています。気温も20度前後で過ごしやすいです。明日からは天気が回復する予報が出ています。

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ミューレンの村は一般車両が入ることができない静かなリゾートです。一般車両は、ラウターブルンネンの谷底シュテッヘルベルグにある駐車場に駐車して、標高差800mをギンメルバルト経由で登るロープウェーで来る必要があります。このロープウェーから長い吊り橋が見えます。ミューレンからギンメルバルトまで600mの断崖絶壁の上をクライミングするヴィア・フェラータの吊り橋です。

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ヴィア・フェラータ(イタリア語で鉄の道という意味です)は、第一次世界大戦で戦ったイタリア軍とオーストリア軍が軍隊を安全に岩山に登らせることができるように、鉄のロープを取り付け、専用のカラビナで安全確保をしながら登るクライミングです。ヨーロッパアルプスでは数多くのヴィア・フェラータがクライミング用に設置されています。ここ、ミューレンのヴィア・フェラータは中級者向けなのですが、ラウターブルンネン谷の断崖絶壁の中腹を通ることから、非常に度胸がいるコースです。

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途中には、岩の途中に金属の足場があるだけの区間や、十数メートルもハシゴを下りる区間、三本ワイヤーの吊り橋、そして、最後には高さ600mの崖の上に作られた長い吊り橋があります。距離は2.2km、標高差400m、約2時間のクライミングです。

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営業は6月15日から10月末まで。ハイキングではなくクライミングなので、しっかりとしたブーツが必要です。ヘルメット、ハーネス、ヴィア・フェラータ専用カラビナはミューレンやグリンデルワルトのスポーツ店でレンタルすることができます。山岳ガイド付きツアーもあります。また、グリンデルワルト近郊にはいくつかヴィア・フェラータがあります。ガイド付きツアーを手配希望の方は、弊社ジャパニースインカミングサービスまでお問い合わせください。
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