スイスアルプス便り

スイスのインターラーケンとサンモリッツにある、日本人経営の旅行会社    <ジャパニーズインカミングサービス>のブログ

Hütten(山小屋)

好きな景色

スイスの中でも、一番と言えるのではないかと思うくらい、
好きな景色をご案内します。

それはイタリア出身の画家、セガンティーニが生前最後の作品を
描きあげている最中に命を落としてしまった、
セガンティーニ小屋から見えるロセッグ谷の風景です。

セガンティーニも小屋から、この景色の虜になり3部作のうちの一つ
『自然』を描いています。

毎年、バカの一つ覚えのように足繁く通い、
毎年、バカの一つ覚えのように、景色に圧倒されて感動する。

スイスの景色は同じ場所でも、気温、その年の気候の感触、光、
雲の感じ、雪の残り方で全く違う景色のように新しく琴線に触れてきてくれるのです。

できることなら、スイスは一度きりより二度目、三度目と回を重ねる方が、
より一層楽しめるような気もしています。


ちなみに、私の歴代のここの景色たちのコレクションはこちら


2014
程よく湿度感がありますね、この年は雨の多いシーズンだったように思えます。

2014



2015
雲一つなく。相当暑い毎日でした。
アイスも毎日食べていました。

2015


2016 おやすみ
2017
雨上がり、雲と霧が上がっていくこの迫力もまた素敵です。

2017


2018
最新のものになります。夏の雲ですね。
大きい雲の影が地面に映り込んで流れる景色も圧巻です。

2018


皆さんは、どのロゼック谷の景色がお好みでしょうか?



伊藤


Salbit South Ridge(ソルビット南稜)

Salbitschijenはスイスのほぼ中央にある花崗岩の山です。
標高は2981m。東、西、南に稜線を伸ばし、それぞれマルチピッチクライミングの好ルートがあります。中でも南稜は初登1935年のクラシックルートで、あるガイドブックでは「アルプスで一番美しいアルパインクライミングルートの一つ」として紹介されている人気の岩稜です。
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起点となる山小屋、Salbit Hutteは標高2105m。
Hutteまで、麓のバス停&駐車場から約2時間半の急登です。
通常、前日の夕食時までに山小屋に行って泊まり、翌日早朝から約1時間のアプローチを歩いてクライミングが始まります。
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ボルトはしっかり打ってありますが、ところどころカム類が必要です。
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クラックあり、フレークあり、こわいこわいスラブあり・・・
大人気ルートにもかかわらず、スイス人ガイドさんのルートファインディングが的確だったおかげで、順番待ちもなく一番で抜けることができました。17ピッチを6時間で登り切りました。
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登ってきた稜線を振り返ります。
写真中央、やや左に後続パーティーが小さく写っています。
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頂上が近づくにつれて、左前方から西稜が迫って来ます。向こうのルートもカッコイイ!登って来るクライマーの声が聞こえました。
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最後は「ニードル」と呼ばれるタワー。
高度感満点です。
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下山はHutteまでガレ場2時間の歩き。
お天気に恵まれ、 ダイナミックな展望と花崗岩のツブツブを満喫しました。


というわけで、当社ではスイス名峰登頂のガイド手配を承っております。
宿泊手配と日本語アシスタントと合わせてのプランとなります。
お気軽にご相談ください。

(E-mail)
jis.chako@bluewin.ch

もっち 

世界遺産の氷河を滑る

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彼方此方で春の訪れを感じられる今日この頃、ウィンタースポーツ愛好者にとっては少し寂しい季節でもあります。一部の氷河スキー場を除いて、ヨーロッパのスキー場は大抵どこも4月下旬でクローズですが、バックカントリーに繰り出すなら5月でもチャンスはあります。

この時期のユングフラウヨッホは一般観光客の他にツアースキーやスノーボードを抱えたバックカントリー愛好家たちでも賑わいます。ユングフラウ鉄道では彼らの為に、板やリュックサックを乗せる貨物車を別途連結して走っています。
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スタート地点はアレッチ氷河スノーファンの出口。こちらは通常、一般観光客も雪の世界を楽しめるように各種アトラクションが用意されているのですが、天候や雪の状態によっては、通路途中に行き止まりの柵がある事があります。これはアトラクションスペースが閉鎖されている状態。スキーヤー達は柵を乗り越えていきますが、観光客の方は決して真似をしないでください。また、氷河上を滑る際にはクレバスの危険性もあります。雪崩に対する装備や知識も必要となりますので、相応の知識を持った山岳ガイドと同行してくださいね。

今回は一泊二日のツアーで、ユングフラウヨッホからアレッチ氷河をコンコルディアプラッツ(Konkordiaplatz)まで滑り、そこからホランディアヒュッテ(Hollandiahütte)まで登って一泊。翌日レッチェンリュッケ(Lötschenlücke)を超えてレッチェン谷(Lötschental)へ下りました。なんと全行程世界遺産の中です。

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ホランディアヒュッテからレッチェン谷を見下ろします。週末でもあり、ヒュッテはほぼ満員でした。

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夕焼けに染まるブライトホルン(Breithorn)とビーチュホルン(Bietschhorn)。

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夜明け前、前日に通ってきた道程を振り返ると、朝日の中にフィンスターアールホルン(Finsteraarhorn)の姿が浮かび上がります。

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ラング氷河(Langgletscher)の上を滑り降ります。

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道半ば、ようやくレッチェン谷の緑が見えてきました。

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そして再び春爛漫。さすがにこの時期になると氷河の先には殆ど雪は残っていませんでした。最後の30分程は板を背負ってのハイキング。半日の間に冬から春への季節変化を楽しめました。ツアースキーの季節もそろそろ終わりです。気持ちの方も春から夏へ向けて切り替えていきましょう。

ガンデック小屋の山岳ガイドオムレツ

今朝は晴れで始まりましたが、雲が増え、夕方には雨になりました。今週末は25度以上まで最高気温が上がり、少し蒸し暑い天気になりそうです。

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ツェルマットにあるヨーロッパで一番高い展望台が標高3883mのクラインマッターホルンです(マッターホルン・グレーシャー・パラダイスという愛称で呼ばれています)。展望台行きのロープウェイの眼下、崖の上に山小屋が一軒建っているのをご存じでしょうか?

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この山小屋はガンデック小屋といい、ブライトホルン、リスカム、ロートホルン、そしてウンターセオドゥール氷河、ゴルナー氷河の絶好の展望台に建っています。ロープウェイ乗換駅でもあるトロッケナーシュテークから片道30分ほどのハイキングで行けるので、天気がよい日を狙って行ってみました。

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ハイキング道の途中から、逆さマッターホルンとロープウェイのコラボが撮れました! ここから見るマッターホルンは、見慣れた姿とは異なって正三角形してますね。右奥の山はダンブランシュです。

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トロッケナーシュテーク駅(標高2939m)からガンデック小屋(標高3029m)は90mほどの登り、距離にして800mほどですが、標高が高くて息切れします。ハイキング道は岩が露出していて、滑りやすいのでグリップの良いブーツを履いていくことをおすすめします。

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ガンデック小屋のテラスからは、クラインマッターホルンの展望台とブライトホルンが綺麗に見えました。お昼ご飯は、山岳ガイドオムレツ(Mountain Guide Omeletts)と自家製のアイスティー(Home made ice tea)。今度は、是非、宿泊してみたいですね。

ガンデック小屋のご主人Rickiさんは、ヘリコプターを使っての山岳救助で有名な人だそうです。5年ほど前、ヒマラヤ山脈の標高7000mでヘリコプターを使っての遭難救助を行い一躍有名になりました。(通常、ヘリコプターは標高5000mほどまでしか飛べません。) 訪問した日は、ネパールの方を招いて、山岳救助の交流イベントを行っていました。

標高が高いので、6月から7月上旬のシーズン始めは残雪の上をあるくことになります。クラインマッターホルン展望台に行った帰りに、ちょっとしたハイキングついでに訪れてみてはいかがでしょうか?

つちや

ベルナーオーバーランド三山を一望できるローブホルン小屋

今日は雨が降ったりやんだりの一日でした。明日は晴れる予報が出ています。

夏休みも本番に入り、電車が混んできました。今日の昼過ぎのインターラーケンからグリンデルワルトやラウターブルンネンに行くベルナーオーバーランド鉄道の電車は立ち客が出るくらいの混雑ぶり。チューリッヒ、ベルン、バーゼルから来るIC特急も大きなスーツケースを持った人で混んでいました。時間に正確なスイスの鉄道ですが、毎年8月は電車が遅れがちになり、乗り継ぎの時間がギリギリになります。今日も、インターラーケンオスト駅では、スーツケースを持った人たちが乗り継ぎの電車に間に合うようにダッシュしていました。

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ヴェンゲンの村のお向かいの丘の上にあるローブホルン小屋。この山小屋は知る人ぞ知る、ベルナーオーバーランド三山を独り占めできる素敵な場所にあります。

まずは、ラウターブルンネンからイゼンフルーまで小さな郵便バスに乗って、断崖絶壁に作られたループトンネルを通って行きます。そしてイゼンフルーからズルワルトまでは8人乗り(もしくは牛1頭)の小型ロープウェイに乗り換えて、さらに登ります。
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ズルワルトから片道1時間30分ほど、標高差にして400mを歩いて登っていきます。

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このコースの秘密スポットがこれ。地層が逆さまのハート型に見えませんか? かわいいでしょ。

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山小屋の近くにはアルプケーゼ(アルプスのチーズ)やバターを直売している小屋もあります。軒下に釣り下げられた重厚なカウベルが迫力ありますね。

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今回はちょっと天候が悪く、ベルナーオーバーランド三山の展望はお預けでした。

帰りは、ラウターブルンネンとミューレンを結ぶロープウェイと電車の乗換駅、グリュッチアルプに下りることも可能です。

一大観光地のすぐ隣にあるとは思えないくらい、のんびりとしたローブホルン小屋。インターラーケンやグリンデルワルトからこんなに近くて、本物のスイスの田舎を味わえる場所は滅多にありません。あまり知られていない絶景の山小屋の手配をご希望の方は、弊社ジャパニーズインカミングサービスまで、ぜひお問い合わせください。
http://jisdavos.org/


つちや
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