スイスアルプス便り

スイスのインターラーケンとサンモリッツにある、日本人経営の旅行会社    <ジャパニーズインカミングサービス>のブログ

Wallis(ヴァリス州)

死の湖(Totensee)/グリムゼル峠

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 アルプスのど真ん中にあるスイスは国中いたるところに峠道があります。かつては交易路として賑わったルートの多くが、トンネル技術が進歩し整備された今日では、景勝ルートとして人気を集めています。今回はそんな峠の一つ、グリンデルワルト方面からヴァリス州へ至る、標高2,165mのグリムゼル峠にやってきました。


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 その峠にあるのが「死の湖(ドイツ語でトーテ湖)」です。何とも寒々しい名前ですが、実際はとても風光明媚な場所です。そもそもの名前の由来は、18世 紀の末にフランス軍とオーストリア軍の戦いがこの地であり、多くの死者が出た事から。スイスの苦難の時代の名残を留めた名前です。とはいえ、3世紀を隔てた今となってはそれも遠い過去の事。この日は晴天で風もなく、輝く湖面が周りの景色を映し出しておりました。

 このグリムゼル峠は北海と地中海の分水嶺であると同時に、ベルン州とヴァリス州の境界でもあります。数件のレストランがあり、ドライブの途中一息入れるのにお薦めです。

クラインマッターホルンからブライトホルン(4164m)への登頂

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ヨーロッパアルプスで一番簡単に登れる4000m峰といったら、ツェルマットにあるブライトホルン(標高4164m)です。簡単なのですが、ヨーロッパアルプスにある峰々の中で27番目に高い山です。晴れた日の頂上からは、モンブラン、グランコンバン、マッターホルン(写真に写っているグループの向こうに見えています)の他に、ユングフラウやメンヒも望むことができます。

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先日、夏の終わりの晴天の日に、ブライトホルンに登ってきました。クラインマッターホルン展望台のスキー場管理区域を出たら、氷河の上を歩いていきます。簡単に登れると言っても、どこにクレバスが隠れているか分からない氷河の上を歩くので、グループを組んでお互いにアンザイレン(ロープで結びあうこと)をし、アイゼンを付けて登っていきます。

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最初の30~45分は平坦なブライトホルンプラトーを歩きます。徐々に傾斜が急になり、途中からはジグザグを切りながらさらに1時間ほど登ると稜線にでます。稜線に出たら山頂はもうすぐ。標高4000mを超え、ちょっとの登りでも息が苦しいです。イタリア側の山々が綺麗に見え、東からの稜線が近づいてきたら、ブライトホルン西峰4164mです。山頂は思ったより広くて怖くはありませんね。山頂からは360度の大展望です。

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帰りは1時間ほどでクラインマッターホルン展望台に戻ってきます。展望台でアンザイレンを解いて、登山終了、お疲れさまでした。展望台からブライトホルンを望むと、たくさんの人がグループを組んで登っていくのが見えました。

日本からの旅行者がブライトホルンに登頂するには、地元ガイド組合のガイド付きツアーに参加するのが一番簡単です。ガイド付きツアーは前日までに申し込み、朝7時過ぎにクラインマッターホルン行きゴンドラ「マッターホルン・エクスプレス」山麓駅でガイドと待ち合わせします。朝8時30分頃から歩き始め、午前10時30分頃に登頂、午後12時過ぎにクラインマッターホルン展望台に戻ってきます。富士山よりも高い場所から歩き始めるので、高度順応が重要になります。ハーネス、アイゼン、スキーポールなどはツェルマットのアウトドアショップでレンタルすることができます。最大でガイド一人に対してお客さまは6人までです。また、このコースではアイゼンを使うため、通常の海外旅行保険では適用外になる場合がありますので、ご注意ください。

弊社ジャパニーズインカミングサービスは、地元ツェルマットのガイド組合手配、ガイド組合での打合せアシスタント手配を行っています。ぜひお問い合わせください。
http://jisdavos.org/


つちや

ガンデック小屋の山岳ガイドオムレツ

今朝は晴れで始まりましたが、雲が増え、夕方には雨になりました。今週末は25度以上まで最高気温が上がり、少し蒸し暑い天気になりそうです。

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ツェルマットにあるヨーロッパで一番高い展望台が標高3883mのクラインマッターホルンです(マッターホルン・グレーシャー・パラダイスという愛称で呼ばれています)。展望台行きのロープウェイの眼下、崖の上に山小屋が一軒建っているのをご存じでしょうか?

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この山小屋はガンデック小屋といい、ブライトホルン、リスカム、ロートホルン、そしてウンターセオドゥール氷河、ゴルナー氷河の絶好の展望台に建っています。ロープウェイ乗換駅でもあるトロッケナーシュテークから片道30分ほどのハイキングで行けるので、天気がよい日を狙って行ってみました。

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ハイキング道の途中から、逆さマッターホルンとロープウェイのコラボが撮れました! ここから見るマッターホルンは、見慣れた姿とは異なって正三角形してますね。右奥の山はダンブランシュです。

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トロッケナーシュテーク駅(標高2939m)からガンデック小屋(標高3029m)は90mほどの登り、距離にして800mほどですが、標高が高くて息切れします。ハイキング道は岩が露出していて、滑りやすいのでグリップの良いブーツを履いていくことをおすすめします。

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ガンデック小屋のテラスからは、クラインマッターホルンの展望台とブライトホルンが綺麗に見えました。お昼ご飯は、山岳ガイドオムレツ(Mountain Guide Omeletts)と自家製のアイスティー(Home made ice tea)。今度は、是非、宿泊してみたいですね。

ガンデック小屋のご主人Rickiさんは、ヘリコプターを使っての山岳救助で有名な人だそうです。5年ほど前、ヒマラヤ山脈の標高7000mでヘリコプターを使っての遭難救助を行い一躍有名になりました。(通常、ヘリコプターは標高5000mほどまでしか飛べません。) 訪問した日は、ネパールの方を招いて、山岳救助の交流イベントを行っていました。

標高が高いので、6月から7月上旬のシーズン始めは残雪の上をあるくことになります。クラインマッターホルン展望台に行った帰りに、ちょっとしたハイキングついでに訪れてみてはいかがでしょうか?

つちや

氷河から流れてくる川がどれだけ増水するか調べてみました

今日のインターラーケンは曇っていましたが、暑くもなく寒くもなく、ちょうど良い気温でした。シルトホルン展望台(標高2970m)はちょうど雲の一番上でベルナーオーバーランドのアルプスが雲で見えたり見えなかったりしていました。モニターカメラを見てみると、ユングフラウヨッホ展望台(標高3571m)は雲の上に突き抜けていたようです。

アルプスの氷河から流れてくる川は、夏の間、一日の中でも水量が大きく変わります。昼間は気温が上昇するため、川の上流にある氷河が溶けるためです。ツェルマットに出張したときに、どれだけ水量が変わるのか、写真を撮って比較してみました。

場所は、ゴルナーグラート鉄道がツェルマット駅を出発してすぐに渡る鉄橋の下です。マッターホルンと教会の尖塔がきれいに見える写真スポットでもあります。

朝8時。川の水は濁っていますが、河原の石がまだ見えています。
8am

午後2時。氷河が溶けて、水量が増えだしました。
2pm

午後4時。どんどん水量が増えています。
4pm

午後8時。溢れんばかりに川が流れています。安全なところにいても、この迫力。これほどの濁流はちょっと、怖いですね。
8pm

つちや

グリュンゼーの山小屋レストラン

今日はスイス全土、快晴の一日になりました。快晴の週末ということもあり、観光地はどこも混雑していました。ユングフラウヨッホ展望台行きの切符も午前10時半前には売り切れ。明日も一日、快晴の予報が出ているので、ユングフラウヨッホ展望台行きの切符は朝の早い段階で売り切れてしまうのではないでしょうか。

また、先日、土砂崩れに伴う脱線事故のあったレーティッシュ鉄道アルブラ線は復旧工事が完了し、氷河特急やベルニナ特急も昨日から通常通り運行しています。

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ツェルマットのゴルナーグラート鉄道リッフェルアルプ駅から歩いて1時間ほどのところに、グリュンゼーという小さな湖があります。このグリュンゼー近くにある山小屋レストラン・グリュンゼーはマッターホルンの展望がきれいで、大きなテラス席が自慢のレストランです。今回おじゃましたときは、マッターホルンが雲に隠れてしまいました。残念。

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ここの山小屋レストランのおすすめは、地元の食材を使った料理。写真は地元ヴァリス州産の子牛ソーセージのタマネギソース添え。他にも、地元産ラム肉を使ったサラダや、地元産ラム肉のハンバーガーなどもあります。もちろん、定番のレシティやスパゲッティ・ミートソース、ラザニアなどもあります。

朝一番にロートホルン展望台に上がり、途中駅のブラウヘルトからエーデルワイスを愛でながらリッフェルアルプ駅まで約4時間のハイキングをするとき、ここのレストラン周辺でお昼になるので、よく利用させて頂いています。ゴルナーグラート展望台を見学した後、リッフェルアルプ駅からスネガまで約4時間のハイキングするときも、このあたりでお昼ご飯になりますね。とても便利な立地にある山小屋レストランです。

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