それはルツェルンから電車で20分、"Stans"という駅で降ります。駅からは歩いて5分程すればもう乗り場に到着です。

まず切符を買い、通常は30分毎、夏のハイシーズンは10分毎に運行されている可愛らしいケーブルカーに乗り込みます。

ケーブルカーを降りたらいよいよ主役のお出ましです。私が訪れた時間が15時前という中途半端な時間帯だったからか、10人ほどしかお客さんはいませんでした。
ということで、1番乗りでお目当の場所へ!
そして乗ってみたかった&撮ってみたかった乗り物がこちら!!

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これは世界初、オープンデッキ付き2階建てロープウェイ"CabriO"です!ケーブルカーとの乗り換え駅は標高710m。終着駅Stanserhornは標高1850m。その標高差1140mを10分かけて上がります。スイスにはいたるところにロープウェイやゴンドラ、ケーブルカーや鉄道などが張り巡らされていますが、風を体いっぱい受けて初めて分かる、そのスピード感と高度感。予想以上に興奮しました。途中、前から来るロープウェイとのすれ違う瞬間を撮ろうと、iPhoneカメラをロープウェイの柵の外へ差し出すのも少し躊躇うほど、視界を邪魔するものは何もありません!最高の10分間でした!

展望台に到着すると展望スペースにレストラン、お土産物屋さん、そして10分程歩くと山頂展望台があります。山頂展望台への途中にはマーモットが1匹。

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そして展望レストランを見下ろした景色と、少し突き出す形で作られている展望台です。

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山頂展望台からは周囲の湖や山が一望できますが、この日は雲が多く、また霞んでいたため、残念ながら写真はありませんが、晴れていればアイガー、メンヒ、ユングフラウもはっきり見えるはずです。ルツェルンから往復1時間もかからない場所にあるので、その日の空の様子を見て、みなさんは是非晴れ渡った日に訪れてみて下さいね!

2016年11月13日までは、8:15〜16:30まで運行(上り)されています。
毎週金曜日、土曜日に限り、22時まで運行(上り、30分毎)。この日は金曜日だったので、私が帰る頃も展望台に上がるお客さんが沢山乗っていました。

ちなみに、下りの便は満員で、希望の時間帯に乗れない可能性もあります。展望台で無料配布している下りの希望時間のBoarding Passを受け取るか(到着時にはすでにないこともある)、事前にオンラインで5CHFを払って(この5CHFはクーポン券代わりとなり、展望レストランやショップで使えるそう)希望時間のBoarding Passを買えるようですが、時間に余裕をもって訪れるのが一番良いですね。

ルツェルンやルツェルン周辺にお泊まりの際は、乗り物も展望も最高のこの地に足を運んでみて下さいね。そしてルツェルンお泊まりの際は是非、夕景・夜景も楽しめる、夕方頃からの出発がオススメですよ!!

なつめ