グリンデルワルトの駅に降り立つと、アイガー(3970m)とともに目に飛び込んでくる山、ヴェッターホルン(3692m)。
8月、快晴のある日、この山にWillsgratルートから登頂しました。
上の写真では、右奥から左上に向かうルートです。
ヴェッターホルンに登るには、まず1日目に、拠点となる山小屋のグレックシュタインヒュッテ(Glecksteinhutte、2317m)まで登り、2日目にそこから頂上を往復して、そのままグリンデルワルトまで下山するのが一般的です。
グレックシュタインヒュッテは、グリンデルワルトの駅前から登山口までバスで約20分、そこから3時間ほど歩いたところにあります。断崖絶壁につけられた登山道は、なかなかスリリングです。
ヒュッテのテラスからは、オーバラーグリンデルワルトグレッチャー(Oberer Grindelwaldgletscher、氷河)やシュレックホルン(Schreckhorn、4078m)が間近に見えて、とてもダイナミック!
夕暮れ時に、シュタインボックが姿を現しました。
翌朝、まだ暗いうちに、ヘッドランプを点けて出発します。
どこを歩いていいかよく見えず、ガイドさんの先導が頼りです。
6:00過ぎ、ようやく明るくなってきました。
振り返ると、アイガーが朝陽にほんのりと染まっていました。アイガーから手前にのびているのが東山稜(ミッテルレギ稜)です。
写真右下の、まだ暗い谷間は、クライネ・シャイデック付近です。
リッジのアップダウンとトラバースを繰り返し、最後は雪稜です。
岩場は、時としてホールドがペリペリと剥がれるので、気が抜けません。
ようやく頂上。この日は雲ひとつなく、360度の展望です。
ヴェッターホルン山頂から見た、アイガー(左の尖った山)とクライネ・シャイデック(アイガーの影の辺り)、グリンデルワルトの村(右下の家々)。
こちらは、シュレックホルン方面。
氷河が素晴らしい。
グリンデルワルトへの下山時、特大エーデルワイスが見送ってくれました。
というわけで、当社ではスイス名峰登頂のガイド手配を承っております。
宿泊手配と日本語アシスタントと合わせてのプランとなります。
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