前回のアッペンツェルのハイキングの続きです(^^)

エーシャでの昼食をあきらめて山道を下った私たち、ぬかるみの多かった道が終わりを告げると、ようやく湖
Seealpseeにたどり着きます。
私たちは、ここでちょっと遅めの昼食をとりました。
湖のそばにはレストランは2つあったのですが、私たちが選んだのは湖の畔のレストランBerggasthaus Seealpseeです。

メニューはドイツ語だったので私はほとんど読めませんでしたが(苦笑)、店員さんに聞いたら英語のメニューもあったのかもしれません。
ですがドイツ語が堪能なガイドが1名いたので、私たちはその方に通訳していただいて、料理を選びました。

私たちが注文したのは下の写真で左手前から時計回りに、(スイスの名物)アルペンマカロニとソーセージのセット、サラダ、ポテトフライ、(アッペンツェルのチーズを使った)パスタとシュニッツェルのセットです。
因みに中央にある透明な器に入った薄オレンジ色のものはアルペンマカロニにかけるリンゴのソースです。

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個人的にお気に入りはパスタとシュニッツェルのセット(写真右手前)です。
パスタは一見緑色のニョッキという感じなのですが、アッペンツェラーチーズをつかっていて、それがよく絡んでおいしいんです!
シュニッツェルもよく味が染みているので何もかけないでおいしくいただけます(^人^)
そしてサラダもソーセージやチーズ、ジャガイモにピクルス、人参などなど、本当にたくさんの野菜がのっていてこれだけでおかずになるくらいボリューム満点です!
そんなお食事をみんなでシェアして食べて飲んで、久しぶりのお天気と景色を味わいながら堪能しました。

そして食後は湖畔を一周して駅まで戻るルートをとりました。
途中でチーズを売っている小屋があったのでそこで寄り道+お買い物(^^)

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ここでは牛のお乳で作ったチーズはもちろん、ヤギのお乳で作ったチーズも売っていました。
しかも牛のチーズは普通のチーズだけでなく、ニンニクなどを混ぜて作ったものもありました。
ちなみに何も混ざっていない普通のチーズは完熟のものとフレッシュなもの2種類あるそうです。
とりあえず私たちはヤギの完熟チーズとニンニク入りの牛のチーズを頼み、ついでに味見をさせていただいて購入しました(^^)

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チーズはその場でカットしてくれたので、希望の大きさを言ってカットしていただけます。
チーズはその場で切ってもらったため真空パックはしてもらえませんでしたが、フレッシュチーズは真空パックして売ってありました(ただし味見は不可)。
因みにここのチーズかなりお値段はリーズナブルでおいしかったです。
なので私たちは全員お土産を購入して帰りました(*^^*)

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そしてお買い物を楽しんだ後はいよいよハイキング後半戦です。
とはいえ、まずは湖の畔を歩くので山歩きというよりかは本当にハイキング、という感じです。
私たちが行ったときはちょうどこの場所は放牧の時期だったので牛もたくさんいました。


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ここの牛さんたちは別嬪さんが多く、きれいなお顔の子たちばかりでした。
この日は久しぶりに好天に恵まれ、気温も高かったからか、牛たちも水浴びしていました(笑)
因みに牛の奥に見える建物は私たちが昼食をとったレストランです。

湖畔沿いを歩いていて驚いたのは湖の中から花を咲かせる植物です。
キンポウゲは湿った場所に咲くことが多いのですが、ほかの花々も水の中でも生き生きと育っている姿に非常に驚きました。
しかもちゃんと花まで咲かせて!!

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透明に澄んだ水が水面の下には青々とした葉が見え、そして水面にうつる空の色が新たな彩をそえて本当にきれいな光景でした。
私のカメラの腕前ではそれをきれいに写真に収められなかったのが残念です(><)

この様子が常に見られるのか、今シーズンは雨が連日降り続いたため、湖の水が増水してこのような景色を生んだのかは不明ですが、とにかくとても神秘的というとちょっと大げさかもしれませんが、そのような光景が見れて
さらに嬉しくなりました(*^-^*)

そんな湖畔の道をすぎると少しずつ坂を上っていきます。
坂と言っても緩やかなものだったので景色を楽しみながら歩けます。
そして坂があるおかげでコース上に咲く花々が視界の半分を埋めてくれました!

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今回のハイキングはとにかく景色が最高だったので、写真選びが大変でした(笑)
どこを撮っても絵になるんです。
足元に咲き誇る花々、スカッと晴れた青空と空を彩る少しの雲、そして空に切り込む切り立った崖の山。
レストランでおいしいお食事を食べた私が言うのもなんですが、お気に入りの風景の場所で、こ素晴らしい景色をおかずにお弁当を食べるのもハイキングの醍醐味ではないのかな、と思いました。


みどり🍎