スイスアルプス便り

スイスのインターラーケンとサンモリッツにある、日本人経営の旅行会社    <ジャパニーズインカミングサービス>のブログ

2014年08月

グリースアルプからブリュミリスアルプ小屋を経てカンデルシュテークへ

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お盆の繁忙期が一段落したので、標高2850mにあるスイス山岳会(SAC)のブリュミリスアルプ小屋へ出かけてきました。今回のコースは、スイスアルプス北端を東部のサルガンスから西部のレマン湖畔まで三週間かけて縦走するアルパインパスというトレッキングコースの一番の核心部です。以前紹介した、ミューレンからグリースアルプまでの一日コース、そしてカンデルシュテークからロイカーバードまでの一日コースと組み合わせ、2泊3日または3泊4日の縦走コースを作ることができます。

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グリースアルプまではライヘンバッハ駅からヨーロッパで一番急勾配を走るポストバスで向かいます。ザックはトレーラーに入れて運びます。混んでいる週末などは増発便も出ます。

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グリースアルプからブンドアルプ経由しながら標高を上げていきます。

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標高2780mのホートゥルリ峠までの最後の登りは果てしない階段とジグザグの道。オーバーハングした岸壁の直下を登っていきます。

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約4時間で峠に着き、奥ベルナーオーバーランドのブリュミリスアルプ連峰が一望できます。峠からSACの小屋まではさらに5分の登りです。山小屋にはレストランがあり、今日のスープと地元産の仔牛ソーセージがおすすめです。山小屋からは、カンデルシュテークの村、トゥーン湖、トゥーンやベルンの町並み、そして、シルトホルン展望台、ヴェッターホルンの他に、アイガー、メンヒ、ユングフラウの山頂を望むことができます。この山小屋に一泊しても良いですよね。

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峠からカンデルシュテークに下りていく途中、登山道脇にエーデルワイスの花が咲いているのを見つけました。

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途中、オーバーベルグリ、ウンターベルグリの牧畜小屋とレストランを過ぎるとエッシネンゼーが見えてきます。

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歩き始めてから約7時間でカンデルシュテークに下りるゴンドラ山頂駅に到着。登り1430m、下り1240mの長い一日でした。このコースは健脚向けコースですが、ブリュミリスアルプ小屋に泊まって一泊二日であるくことで、一日の行程を短くすることができます。

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トリフト氷河にかかる吊り橋

今日のインターラーケンは、心地よい秋風が吹く、晴れた一日になりました。昨晩は雨が降っていたのですが、山の上では雪だったようです。ユングフラウヨッホ展望台の正午の気温は-3度、快晴でした。

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先週末の日曜日、快晴だったので、スーステン峠の近くにあるトリフト氷河にかかる吊り橋まで出かけてきました。まずは、インターラーケン・オスト駅から「ルツェルン・インターラーケン・エクスプレス」に乗りマイリンゲン駅まで行き、MIB各駅停車に乗り換えインナートキルヒェン駅まで行きます。ここでスーステン峠方面行きのポストバスに乗り換え、トリフトバーン停留所まで向かいます。インターラーケンからは約1時間強です。

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トリフトバーンはKWO(オーバーハスリ電力会社)が運営する8人乗りロープウェイです。定員が少ないため、チケット購入時に乗車時間の整理券が渡されます。この日は、快晴の日曜日だったため、2時間ほどの待ち時間がありました。朝、寝坊をして、1時間遅い電車に乗ったことが悔やまれます。。。順番になると「何時何分発の整理券を持っている人は来てください」という放送が流れます。

ロープウェイには10分間乗車し、山頂駅からハイキング開始です。ここからトリフトの吊り橋までは約1時間半~2時間の登り道です。途中、スイス山岳会ウィンデック小屋への分かれ道がちょうど中間地点です。
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トリフトの吊り橋は、トリフト氷河の末端にできたトリフト湖が渓谷に流れ出す岸壁にかけられています。2004年に一代目の吊り橋が架けられ、2009年に新しい吊り橋がオープンしました。吊り橋の全長は全長170m、高さは100m。トリフト氷河の眺めがとてもよい吊り橋です。

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現在の景観からは想像できないのですが、地球温暖化のため氷河が急速に縮小しています。今から60年前には、吊り橋がある場所はトリフト氷河の下でした。2002年にはトリフト氷河の本体がトリフト湖まで達していました。吊り橋のたもとには、氷河がどれくらい縮小したのか分かる展示があります。

吊り橋からスイス山岳会ウィンデック小屋まで約45分。家族連れ用の簡単なFamilienwegと稜線上を歩くKetteliweg(鎖場有り)コースがあります。このウィンデック小屋でお昼ご飯を食べることもできます。

現在、KWOが吊り橋の真下に貯水ダムを造ることを計画しています。この絶景、あと数年で見納めになるかもしれません。

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氷河から流れてくる川がどれだけ増水するか調べてみました

今日のインターラーケンは曇っていましたが、暑くもなく寒くもなく、ちょうど良い気温でした。シルトホルン展望台(標高2970m)はちょうど雲の一番上でベルナーオーバーランドのアルプスが雲で見えたり見えなかったりしていました。モニターカメラを見てみると、ユングフラウヨッホ展望台(標高3571m)は雲の上に突き抜けていたようです。

アルプスの氷河から流れてくる川は、夏の間、一日の中でも水量が大きく変わります。昼間は気温が上昇するため、川の上流にある氷河が溶けるためです。ツェルマットに出張したときに、どれだけ水量が変わるのか、写真を撮って比較してみました。

場所は、ゴルナーグラート鉄道がツェルマット駅を出発してすぐに渡る鉄橋の下です。マッターホルンと教会の尖塔がきれいに見える写真スポットでもあります。

朝8時。川の水は濁っていますが、河原の石がまだ見えています。
8am

午後2時。氷河が溶けて、水量が増えだしました。
2pm

午後4時。どんどん水量が増えています。
4pm

午後8時。溢れんばかりに川が流れています。安全なところにいても、この迫力。これほどの濁流はちょっと、怖いですね。
8pm

つちや

神秘の湖、エッシネンゼー

ここ数日、スイスは秋風が吹き始めました。日没の時間も早くなり、秋が早足で近づいてきています。今日のインターラーケンは曇り、最高気温は20度ほどの過ごしやすい日になりました。

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昨日は天気が良かったので、インターラーケンから1時間ほど離れたエッシネンゼーという湖に行ってきました。インターラーケンからは、ベルン方面の列車に乗り、シュピーツ駅で「レッチベルガー号」と呼ばれるレッチベルグトンネル旧線を通るブリーク行きのRE快速列車に乗り換え、カンデルシュテーク駅で下車します。

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カンデルシュテーク駅からゴンドラ乗り場までは徒歩15分ほど。ゴンドラからは眼下にカンデルシュテークの町並みが見え、奥ベルナーオーバーランドに聳えるブリューミリスアルプ連峰が近づいてきたら、ゴンドラ山頂駅に到着します。

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ゴンドラを下りてから、牧草地の中の緩やかな道を30分ほど歩き、エッシネンゼーの湖畔に到着します。

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ブリューミリスアルプ連峰の圧迫感のある岸壁に囲まれ、エメラルドグリーンに澄んだエッシネンゼーはとても神秘的。世界自然遺産スイスアルプス・ユングフラウ-アレッチ地域の一部というのが頷けます。

湖で釣れたマスを使ったマス料理がここの名物。湖畔にあるレストランでは、熱々のマスを頂くことができます。肉料理が続いたあとの魚料理は、ここを訪れる日本人のお客さまにとても好評です。インターラーケンやグリンデルワルトからツェルマット方面に移動するときに、荷物はライゼゲペック(鉄道チッキ便)で目的地まで送って、マスをいただきに半日ハイキングを楽しみにエッシネンゼーへ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

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グリュンゼーの山小屋レストラン

今日はスイス全土、快晴の一日になりました。快晴の週末ということもあり、観光地はどこも混雑していました。ユングフラウヨッホ展望台行きの切符も午前10時半前には売り切れ。明日も一日、快晴の予報が出ているので、ユングフラウヨッホ展望台行きの切符は朝の早い段階で売り切れてしまうのではないでしょうか。

また、先日、土砂崩れに伴う脱線事故のあったレーティッシュ鉄道アルブラ線は復旧工事が完了し、氷河特急やベルニナ特急も昨日から通常通り運行しています。

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ツェルマットのゴルナーグラート鉄道リッフェルアルプ駅から歩いて1時間ほどのところに、グリュンゼーという小さな湖があります。このグリュンゼー近くにある山小屋レストラン・グリュンゼーはマッターホルンの展望がきれいで、大きなテラス席が自慢のレストランです。今回おじゃましたときは、マッターホルンが雲に隠れてしまいました。残念。

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ここの山小屋レストランのおすすめは、地元の食材を使った料理。写真は地元ヴァリス州産の子牛ソーセージのタマネギソース添え。他にも、地元産ラム肉を使ったサラダや、地元産ラム肉のハンバーガーなどもあります。もちろん、定番のレシティやスパゲッティ・ミートソース、ラザニアなどもあります。

朝一番にロートホルン展望台に上がり、途中駅のブラウヘルトからエーデルワイスを愛でながらリッフェルアルプ駅まで約4時間のハイキングをするとき、ここのレストラン周辺でお昼になるので、よく利用させて頂いています。ゴルナーグラート展望台を見学した後、リッフェルアルプ駅からスネガまで約4時間のハイキングするときも、このあたりでお昼ご飯になりますね。とても便利な立地にある山小屋レストランです。

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