スイスアルプス便り

スイスのインターラーケンとサンモリッツにある、日本人経営の旅行会社    <ジャパニーズインカミングサービス>のブログ

2014年08月

ガンデック小屋の山岳ガイドオムレツ

今朝は晴れで始まりましたが、雲が増え、夕方には雨になりました。今週末は25度以上まで最高気温が上がり、少し蒸し暑い天気になりそうです。

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ツェルマットにあるヨーロッパで一番高い展望台が標高3883mのクラインマッターホルンです(マッターホルン・グレーシャー・パラダイスという愛称で呼ばれています)。展望台行きのロープウェイの眼下、崖の上に山小屋が一軒建っているのをご存じでしょうか?

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この山小屋はガンデック小屋といい、ブライトホルン、リスカム、ロートホルン、そしてウンターセオドゥール氷河、ゴルナー氷河の絶好の展望台に建っています。ロープウェイ乗換駅でもあるトロッケナーシュテークから片道30分ほどのハイキングで行けるので、天気がよい日を狙って行ってみました。

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ハイキング道の途中から、逆さマッターホルンとロープウェイのコラボが撮れました! ここから見るマッターホルンは、見慣れた姿とは異なって正三角形してますね。右奥の山はダンブランシュです。

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トロッケナーシュテーク駅(標高2939m)からガンデック小屋(標高3029m)は90mほどの登り、距離にして800mほどですが、標高が高くて息切れします。ハイキング道は岩が露出していて、滑りやすいのでグリップの良いブーツを履いていくことをおすすめします。

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ガンデック小屋のテラスからは、クラインマッターホルンの展望台とブライトホルンが綺麗に見えました。お昼ご飯は、山岳ガイドオムレツ(Mountain Guide Omeletts)と自家製のアイスティー(Home made ice tea)。今度は、是非、宿泊してみたいですね。

ガンデック小屋のご主人Rickiさんは、ヘリコプターを使っての山岳救助で有名な人だそうです。5年ほど前、ヒマラヤ山脈の標高7000mでヘリコプターを使っての遭難救助を行い一躍有名になりました。(通常、ヘリコプターは標高5000mほどまでしか飛べません。) 訪問した日は、ネパールの方を招いて、山岳救助の交流イベントを行っていました。

標高が高いので、6月から7月上旬のシーズン始めは残雪の上をあるくことになります。クラインマッターホルン展望台に行った帰りに、ちょっとしたハイキングついでに訪れてみてはいかがでしょうか?

つちや

メンヒ(4107m)に登ってきました

今日のインターラーケンは曇天ですが、雲の間から青空が見え隠れしています。明日は、スイス全土で晴天、気温はインターラーケンで25度前後まで上がる予報です。金曜日から火曜日までは、晴れのち曇り、大気の状態が不安定で夕方には雷が鳴るような予報が出ています。

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ベルナーオーバーランド三山のひとつ、メンヒ(標高4107m)はユングフラウ鉄道のユングフラウヨッホ駅から日帰り登山可能な4000m級のピークで、ヨーロッパアルプスのピークの中では32番目に高い山です。今年の夏は気温が低く、雪の状態も安定しているとのことだったので、先日、晴天に恵まれた日に地元グリンデルワルトのガイド組合にガイドを頼み、弊社スタッフ二人で登ってきました。

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行きのヴェンゲルンアルプ鉄道からメンヒの頂上を見上げます。ちなみに左手前の岸壁は、先日のブログで紹介したロートシュトックです。

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ユングフラウヨッホ駅のコーヒーバーでガイドと待ち合わせ、装備をチェックして歩き始めます。メンヒヨッホ小屋方面に30分ほど登ってから、メンヒの南西稜に取り付きます。重登山靴にアイゼンを付け、ガイドとアンザイレンをして、最初はグレードⅡ程度の岩稜を登ります。標高差250mほどを登ったところから雪の稜線になり、ピッケルを取り出して、急な斜面をステップを切りながら進んでいきます。標高も高いので、ここが一番、しんどいところですが、右にはアイガーのミッテルレギ稜線、ヴェッターホルン、グロッセシャイデックを、左にはユングフラウを展望する美しい風景の中を登っていきます。

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最後は幅の狭い雪の稜線上を登ります。急な登りではないのですが、左右がスパッと切れているので、高所恐怖症の人にはつらいですね。右の眼下にはアイガーの頂上が見えました。そして、ナイフリッジを慎重に歩き、南西稜が近づいてきたら、頂上に到着です。頂上からは、トゥーン、インターラーケン、クライネシャイデックが見えました。今回は、天気が良かったので遠くにモンブランやマッターホルンを望むことができました。いつも観光で来ているユングフラウヨッホ展望台が眼下に見えるのはとても感動です。

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今回は、始発のユングフラウ鉄道(ユングフラウヨッホ駅に8時52分着)、10時頃から稜線に取り付き、12時半に登頂、14時半ごろにメンヒヨッホ小屋への圧雪された雪上ハイキング道に戻ってきました。このメンヒに登るには、ロッククライミングの技術と雪の稜線を歩くときの確かなアイゼンワークが必要です。日本アルプスの稜線に比べても1000m以上高いところを登るので、高度順応が鍵になります。登山予定日の数日前にグリンデルワルドに来て、周辺でハイキングやユングフラウヨッホ展望台に上がり、3000m以上の標高に慣れると良いでしょう。ガイドを頼む場合は、必要な道具をガイド組合でレンタルすることができます。一人のガイドが一人もしくは二人のお客さまを連れて行くことができ、お客さまの人数でガイド料金が異なります。

弊社ジャパニーズインカミングサービスは、地元グリンデルワルトのガイド組合手配、ガイド組合での打合せアシスタントを行っています。メンヒとユングフラウ(標高4158m)やメンヒとアイガー・ミッテルレギ稜(標高3970m)の組み合わせ登山も人気です。腕に自信がある方は、いつ、どの程度のグレードの岩登りの経験があるのかを添えて、ぜひお問い合わせください。
http://jisdavos.org/

つちや

ユングフラウマラソンの準備

今日のインターラーケンは雨の一日でした。最高気温も16度ほどと低く、ちょっともの悲しい初秋の一日になりました。8月もあと数日で終わり。明日から金曜日にかけて天候が回復するようですが、最高気温は20~23度前後と過ごしやすい気温になりそうです。

インターラーケンでは年間を通じて様々なイベントが催されていますが、そのなかでも一番大きなスポーツイベントは、9月上旬に行われるユングフラウマラソンです。標高565mのインターラーケンのヘーエマッテをスタートし、インターラーケンの町中を周回したあと、ラウターブルンネン、ヴェンゲン、標高2360mの最高地点アイガーグレッチャーまでひたすら登り、そして、クライネシャイデック(標高2060m)が標高差1810m、ゴールの42.195kmのイベントです。

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ヘーエマッテでは、今日からイベントの準備が始められました。第22回大会の今年は2014年9月13日(土曜日)の朝9時に号砲が鳴って、4000人のランナーがスタートします。優勝者は午前11時49分頃にクライネシャイデックにゴールする見込みです。今までの記録は2003年大会でニュージーランドのJonathan Wyattが作った2時間49分01秒06、女性の記録は2013年大会でオーストリアのAndrea Mayrの3時間20分20秒です。

インターラーケン周辺では、7月中旬のトレイルランニングのイベント「アイガー・ウルトラ・トレイル」、8月中旬に行われるMTBのイベント「アイガー・バイク・チャレンジ」、8月下旬のインフェルノ・トライアスロン大会などのスポーツイベントが目白押しです。弊社ジャパニーズ・インカミング・サービスでは、スイスアルプスでのスポーツイベントへの参加手配、宿泊手配、アシスタントなどを行っています。詳しくは弊社までお問い合わせください。
http://jisdavos.org/

つちや

ヨーロッパで一番の落差があるシュタウフバッハの滝

今日は曇天で寒いインターラーケンです。明日は、スイス全土で暖かい雨の予報が出ていて、標高3200mほどまで雨が降るようです。

雨の日や霧の日は、標高が高い展望台からの景色もイマイチ。その代わり、川の水量が増えて、氷河が削った谷底にある滝や渓谷の迫力が増します。
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ラウターブルンネンからミューレン方面に登るロープウェイから見える大きな滝がシュタウフバッハの滝です。この滝は、落差が297mあり、ヨーロッパで一番高い自由落下(滝の落ちるところから滝壺まで水が岩に当たらない)を誇る滝です。同じラウターブルンネンの谷には、一段の滝としてはヨーロッパで一番落差のあるミューレンバッハの滝(417m)、ヨーロッパで一番高いマッテンバッハの滝(840m)もあります。

シュタウフバッハの滝は、谷底から遊歩道が付けられていて、滝の裏に簡単に回り込むことができます。まずは、ラウターブルンネンの駅から10分ほど歩いたところから、遊歩道を登っていきます。
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ちょっと急なジグザグの道を登っていくと、滝の直下にはトンネルが設置されています。そのトンネルの一番奥には、ハシゴがあり、

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滝の裏側まで手彫りの階段を上がっていきます。水量が多い日には、水が吹き込んできてビショビショになるので、雨具は必須です。

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滝の裏からは、ラウターブルンネンの谷と町が一望できます。滝の名前、シュタウフバッハとは霧・塵の川という意味で、あまりにも崖が高いため、滝の水が途中で霧状になり、風に巻き上げられたりしていることから名付けられています。ここから見ると、落ちている滝の水のうち、一番下まで落ちている水はかなり少ないのが分かりますね。

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シュタウフバッハの滝への遊歩道は、朝8時から夜8時まで歩くことができます。雨の降水量が多いときには、注意が必要です。遊歩道入口から滝の裏までは、片道約10~20分(上り坂なので個人差があります)。ラウターブルンネン周辺でちょっと時間ができたときに、立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

つちや

アイガー北壁を登った気分になれるロートシュトックのヴィアフェラータ

今日のインターラーケンは曇りと雨の一日になりました。気温も20度に達せず、少し肌寒かったです。メンリッヘン展望台(標高2230m)から上は、雪が降っていました。

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アイガー北壁の最も西側にある岩峰がロートシュトック(標高2663m)です。ロートシュトックへはヴィアフェラータを使って登ることができ、アイガー北壁を登る登山家達が見ているのと同じ景色を見ることができます。ヴィアフェラータは専用の道具を使って安全確保をしながら登る岩登りです。ロートシュトックのヴィアフェラータへの取り付きはユングフラウ鉄道のアイガーグレッチャー駅からアイガートレイルを30分ほど歩いたところです。

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このコースは初心者~中級者向けの半日コース。途中には階段を登ったり、ロッククライミングをする区間があります。

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今は廃駅になってしまったユングフラウ鉄道のロートシュトック駅の窓の前を通ってから頂上直下の鞍部に出ます。後ろを振り返ると、クライネシャイデックからメンリッヘンまでの大展望が望めました。

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ロートシュトック頂上からは反対側の景色が一望できます。快晴だったこの日は、アイガー氷河、ユングフラウ、シルトホルンが見え、奥の方にはグシュパルテンホルンを見ることができました。帰りは、アイガー西壁の登山道をアイガーグレッチャー駅まで下りていきます。

ヴィアフェラータは専用の道具を使うので、初めて挑戦するときには山岳ガイドを付けて登り方を習ったほうが安全でおすすめです。専用道具、ハーネスやヘルメットはグリンデルワルトでレンタルすることができます。山岳ガイドの手配などが必要なかたは、弊社ジャパニーズインカミングサービスまでお問い合わせください。
http://jisdavos.org/

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