
最初の方針と言っていることが真逆ですが、状況に応じて対応策を変えていくのは良いことだと思います。今まではマスクをしていると病人扱いされましたが、これで堂々と防衛ができます。7月5日はまだマスクをしていない人が大勢いましたが、6日はトラムもバスも電車もみんなマスクを着用していました。何とか第二波を最小限に抑えたいところです。
日本など第三国からのスイス入国は7月20日以降になる予定ですが、日本政府はスイスを感染症危険情報レベル3(渡航は辞めてください)に指定したままなので、レベルダウンしない限り難しいですね。日本の空港でのPCR検査と14日間の自主隔離も継続の場合、気軽に海外旅行というのもハードルが高いかと思います。どうなることやらですが、今後の状況を注意深く見守りたいと思います。
引き続き、気を付けてお過ごしください。
飯野@サンモリッツ

6月15日よりEU/EFTA加盟国との国境が開き、サンモリッツでも他国ナンバーの車を多く見るようになりました。スイスは日に感染者数15-35人前後、死者数も0人の日が多くなりました。段階的なロックダウン解除も上手く機能しておりコロナを上手く抑えているように思います。ですが隣国の感染者数は一向に下がらず、ドイツでは肉工場で1300人が感染、7000人を隔離という事態になっていますし、イタリアもフランスも日に感染者数200人超え。過去1週間以内で多い日は600人超えの日もあります。国土も広いですし人口も多いので、一概にスイスと比べることはできませんが。国境を開けたということは、スイスだけ良ければいいということではなくなり、人が移動してウイルスを運ぶ機会が増えるということなので、今まで以上に気を付けて生活することが必要です。これからが本当の闘いの様な気がします。
皆様もくれぐれも気をつけてお過ごしください。
飯野@サンモリッツ
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