スイスアルプス便り

スイスのインターラーケンとサンモリッツにある、日本人経営の旅行会社    <ジャパニーズインカミングサービス>のブログ

ピラトゥス登山鉄道に乗ってきました

ここ数日、天候が安定しないインターラーケンです。今日はクライネシャイデックの裏にあるラウバーホルンがうっすらと雪化粧していました。明日はクライネシャイデックがある標高2000mまで雪が降る予報が出ていますが、今週末にかけて、徐々に天候が回復するようです。

先日、ルツェルン近郊にあるピラトゥス山に行ってきました。ピラトゥス山は、中世、ローマ提督ポンティウス・ピラトゥスの亡霊がいると信じられ、入山が禁止されていた山です。
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インターラーケン・オスト駅から、昨年から新装された「ルツェルン・インターラーケン急行」に乗って行きます。昔の客車列車に比べて、約10分間の時間短縮が図られ、乗り心地もとても良くなりました。全車両、パノラマ車両で、カフェ車両も連結されています。
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ピラトゥス鉄道の出発するアルプナッハ・シュタッドは各駅停車S-Bahnしか停まらない駅なので、途中で乗り換える必要があります。アルプナッハ・シュタッドはルツェルンからの船便が発着します。ルツェルンから来るときは、船を使っても良いですね。
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今から125年前の1889年6月に開業したピラトゥス鉄道は、リギ山の2つの登山鉄道に続く、スイスで三番目に古い登山鉄道。世界一の急勾配480‰(1000m進むと480m登る!)もの急坂を登ります。山麓駅から見てみても、その急坂は一目瞭然です。

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それほどの急坂で車両が浮いてしまう可能性があったため、歯車を挟み込む形のローハー式という特殊なラックレール(歯車の付いたレール)を使っています。このラックレールが複雑なため、ポイントもスライド式や回転式といった他では見ることができない特殊なものです。

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山頂駅からは、約15分でルツェルン市街が一望できるイーゼル展望台(標高2118m)に着くことができます。片道30分かけて最高地点のトムリスホルン展望台(2128m)まで行くことも可能です。

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姉妹都市・松本市使節団のグリンデルワルト来訪

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日本とスイスの国交樹立150周年を記念して、グリンデルワルト村の姉妹都市である長野県松本市の訪問使節団が3年ぶりにグリンデルワルトを訪れています。7月4日から6日までの日程で、グリンデルワルト駅前のバスターミナル脇で物産展、松本市の観光プロモーション活動、日本文化の紹介、映画上映会などが行われています。今日の午後は、アルプホルンの演奏会をしていました。私は、アルプホルンを聞きながら、ちゃっかりと松本の地酒を頂いてきました。

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上高地や乗鞍高原で有名な長野県旧安曇村は1972年4月20日にグリンデルワルト村と姉妹都市提携を結びました。その後、2005年に松本市に合併された後も提携を継続し、表敬訪問活動やグリンデルワルト村の中学生ホームステイ事業、雪像や氷像イベントへの参加などの交流活動に力を入れています。

長野県松本市の国際交流ホームページ
http://www.city.matsumoto.nagano.jp/kurasi/tiiki/kokusai/sister_city/grindelwald/index.html

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ツェルマット・トリフト小屋とオーバーガーベルホルン展望

昨日のインターラーケンは快晴で暑くなりましたしたが、今週末は雷雨が降る不安定な天気予報が出ています。インターラーケンの最高気温は25度前後、最低気温は17度ほど。主なハイキングコースのある標高2000m付近は、約10度の予報です。

先日、ツェルマットに出張したとき、午後に時間ができたので、トリフト小屋というところへ登ってきました。ツェルマットからトリフト小屋までは片道2時間、標高差850mのハイキングです。
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最初はトリフト渓谷の中を登っていきます。林の中ではアルペンローゼが咲き始めていました。
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途中のエーデルワイス小屋を越えたあたりで森林限界に出て、そこからはお花畑の中を登っていきます。このハイキングコースは“Botanischer Lehrpfad”と名付けられていて、それぞれの花がどのような環境に分布しているのかについて説明版が何カ所かにあります。谷の奥にスイス国旗がはためくのが見えたら、トリフト小屋はもうすぐです。
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トリフト小屋でゴルナグラート展望台やモンテローザを見ながら、休憩することにしました。写真はトリフト小屋特製の手作りアイスティー。野草や紅茶をベースに柑橘類の果汁と砂糖を加えたサッパリとした味でした。
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時間があったので、もう少し登ってみることに。トリフト小屋が右下に見え、後ろにはオーバーガーベルホルン(4063m)、ツィナールロートホルン(4221m)を綺麗に見えました。トリフトとは、やせた放牧地のことを指す地名だそうです。地名の由来が良くわかりますね。
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シェーンビュール小屋とマッターホルン北壁

マッターホルン北壁を見上げるように建っているスイス山岳会のシェーンビュール小屋に行ってきました。快晴でしたが、少し湿った冷たい風が吹いていて、ソフトシェルのジャケットを着ていないと肌寒かったです。山小屋の名前「シェーンビュール」とは、ツェルマット地方の言葉で「丘の上の綺麗な小さな平原」という意味です。
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ツェルマットの町を朝早くに出発しました。ツェルマット(標高1600m)からシェーンビュール小屋(標高2694m)までは片道約4時間、標高差1100mのトレッキングです。
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前半は林の中を歩いていきますが、シュタッフェル・アルプを越えたあたりで、ツムット氷河の横モレーンの上に出ます。後半はモレーン上にあるお花畑の中を歩きます。威風堂々としたマッターホルンの北壁、そして後ろに控えているのはダンデラン。絶景です。
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足元のお花畑も、春から初夏の花が見頃です。
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最後の登りがきつかったのですが、この絶景に出会えれば、疲れも吹き飛びますね。
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冬や春はオートルートをバックカントリースキーするツアー客で賑わう山小屋も、夏シーズン直前なので、ちょっと静かでした。

スイスアルプスにはあまり知られていない山小屋や団体ツアーでは行かないような「とっておきの穴場」が数多くあります。ハイキングガイドや山小屋の手配をご希望の方は、弊社ジャパニーズインカミングサービスまで、ぜひお問い合わせください。
http://jisdavos.org/

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アッペンツェルの山峰群

今日のインターラーケンは雨。今年は数日おきの周期で天気が変わっています。今日のクライネシャイデックは8度、ユングフラウヨッホ展望台では雪が降っていました。明日はスイス全土で晴れの予報が出ていて、インターラーケンの最高気温も25度を超えそうです。

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6月下旬にアッペンツェル地方へハイキングをしに訪れました。平坦な丘がうねるように続くイメージがある東スイス地方ですが、アッペンツェル地方の奥座敷は鋭く尖った山峰群が見られる場所です。最高峰のセンティスですら2503mとアルプス中央部の山々に遠く及ばないけれども、日本アルプスのような絶景とちょっと難易度の高いハイキングが楽しめます。

センティスが雲に隠れていたので、9時間の登頂コースは断念し、今回はエベン・アルプをスタートし、シャフラー小屋を通り、ゼーアルプゼーを通る4時間ほどのハイキングを楽しみました。
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エベン・アルプからシャフラー小屋まではなだらかな尾根の上を歩く絶景ハイキングです。片道1時間強でシャフラー小屋に到着です。シャフラー小屋までの往復でもアッペンツェル山峰群を十分に満喫することができます。
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シャフラー小屋の先は「白赤白」のハイキング道なのですが、断崖絶壁の上を歩きます。高所恐怖症の人にはちょっと無理かもしれませんね。
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帰りにゼーアルプゼー湖畔にあるチーズ小屋でアルプケーゼ(アルプスのチーズ)を買って帰りました。
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