スイスアルプス便り

スイスのインターラーケンとサンモリッツにある、日本人経営の旅行会社    <ジャパニーズインカミングサービス>のブログ

ピッツオルにある5つの湖を巡る

今日のインターラーケンは曇り。最高気温は25度ほどの心地よい気温でした。明日の天気は良いようですが、週末は天気が少し崩れそうです。

sIMG_6074

ハイジの里、マイエンフェルトの近くにピッツオルという標高2844mの山があります。この山にある5つの山上湖を巡る5時間のハイキングに行ってきました。このピッツオル周辺は「スイスの活発な地殻変動地域サルドナ」としてUNESCOの世界遺産に指定されています。この世界遺産は、日本ではあまり知られていないのですが、プレートテクトニクス理論を実際の現象から説明した研究が行われた場所として、地質学では非常に重要な場所だそうです。

sIMG_6057
歩き始める場所までは、サルガンスの近くにあるヴァンクという村、もしくはバートラガーツからゴンドラとリフトを30分ほどかけて乗り継いで、ピッツオル小屋という場所まで行きます。ピッツオル小屋からは、東スイスからオーストリアにかけての山々を一望できます。

sIMG_6077
ハイキングは4~5時間、登り合計750m、下り合計1650mのちょっとハードなコースです。かなりアップダウンがあり、岩場をあるくこともあります。しかし、ピッツオル山頂にあるカール地形、透明な湖の水、遠くに見える岩山など、スイス国内でも屈指の展望コースです。アッペンツェルの最高峰サンティス山、世界遺産の名前にもなっているピッツ・サルドナなどが一望できます。

sIMG_6159
ハイキングは、ヴァンクから登ってきたリフトの中間駅まで下りていきます。最後は、ライン川の渓谷とリヒテンシュタイン、マイエンフェルトの村が遠望できました。晴れた日にはボーデン湖やドイツまで見えるそうです。

バートラガーツでの温泉テルメとリフト料金がセットになったパッケージもあるので、ハイキングと温泉を組み合わせてみるのも良いかもしれません。

つちや

スイス国鉄のスターバックス特急

サンモリッツ出張から帰ってきました。今年はエンガディン地方でも天候が不順なようですが、ベルニナ特急のガイドしたお客さまは、晴天に恵まれ、途中のディアボレッツア展望台からはピッツ・ベルニナがきれいに見えました。

sPhoto0165

インターラーケンからサンモリッツへ移動した際、ベルン駅からチューリッヒ中央駅まで乗ったIC特急電車のレストランがスターバックスに改築されていました。

SBB(スイス国鉄)のホームページを見てみると、2014年5月9日からジュネーブ空港駅~ベルン駅~チューリッヒ中央駅~チューリッヒ空港駅~サンクトガレン駅間を1日4往復しており、スターバックス店舗と同じ商品が楽しめるようです。車内は木を多用した暖かみのあるデザインで、テーブルの番号のデザインなどもちょっと凝っています。

SBBのホームページには時刻表やメニューも掲載されています。また、このスターバックスとスイス国鉄のプロジェクトを紹介したビデオもあります。
http://www.sbb.ch/en/station-services/on-the-train/rail-catering/starbucks.html

今まで、食堂車はちょっと高いからと敬遠していたかたにも、気軽に軽食をいただくことができますね。スイスにいらした際には、是非乗ってみてみてください。

つちや

ミューレンのヴィア・フェラータ

今日のインターラーケンは曇り。雲の合間から晴れ間が見え始めています。気温も20度前後で過ごしやすいです。明日からは天気が回復する予報が出ています。

IMG_5162

ミューレンの村は一般車両が入ることができない静かなリゾートです。一般車両は、ラウターブルンネンの谷底シュテッヘルベルグにある駐車場に駐車して、標高差800mをギンメルバルト経由で登るロープウェーで来る必要があります。このロープウェーから長い吊り橋が見えます。ミューレンからギンメルバルトまで600mの断崖絶壁の上をクライミングするヴィア・フェラータの吊り橋です。

IMG_0846
ヴィア・フェラータ(イタリア語で鉄の道という意味です)は、第一次世界大戦で戦ったイタリア軍とオーストリア軍が軍隊を安全に岩山に登らせることができるように、鉄のロープを取り付け、専用のカラビナで安全確保をしながら登るクライミングです。ヨーロッパアルプスでは数多くのヴィア・フェラータがクライミング用に設置されています。ここ、ミューレンのヴィア・フェラータは中級者向けなのですが、ラウターブルンネン谷の断崖絶壁の中腹を通ることから、非常に度胸がいるコースです。

IMG_5138
途中には、岩の途中に金属の足場があるだけの区間や、十数メートルもハシゴを下りる区間、三本ワイヤーの吊り橋、そして、最後には高さ600mの崖の上に作られた長い吊り橋があります。距離は2.2km、標高差400m、約2時間のクライミングです。

IMG_5184
営業は6月15日から10月末まで。ハイキングではなくクライミングなので、しっかりとしたブーツが必要です。ヘルメット、ハーネス、ヴィア・フェラータ専用カラビナはミューレンやグリンデルワルトのスポーツ店でレンタルすることができます。山岳ガイド付きツアーもあります。また、グリンデルワルト近郊にはいくつかヴィア・フェラータがあります。ガイド付きツアーを手配希望の方は、弊社ジャパニースインカミングサービスまでお問い合わせください。
http://jisdavos.org/

つちや

グリンデルワルト上氷河とグレックシュタイン小屋

今日までは悪天候が続いていたスイスですが、火曜日からは晴れて気温が上がる予報が出ています。

sIMG_4459

グリンデルワルトの村から西の方角に聳えているヴェッターホルン、その登山基地として使われるのがグレックシュタイン小屋です。この山小屋までは、急な斜面に取り付けられた狭いトレッキング道を歩きますが、グリンデルワルト上氷河が大迫力で迫る景色に圧倒されること間違い無しです。

グリンデルワルトからグロッセシャイデックに向かう郵便バスを途中で下車します。この角度から見るアイガーは、とても薄く見えますね。グリンデルワルトの村から見えるどっしりとしたアイガーとはまた違った見え方です。
sIMG_4477
最初と小屋の近くに急な登りがあるのですが、片道約3時間のハイキングで山小屋まで登ることができました。

sIMG_4492
山小屋の近くにはエーデルワイスが咲いていました! 水ハケが良い砂礫地帯にしか生育していないエーデルワイスを、グリンデルワルト周辺で見ることができる場所は限られていますよ。

sIMG_4499
山小屋の前からは大迫力のグリンデルワルト上氷河、そしてシュレックホルンを見ることができます。

つちや

ミューレンからゼフィーネンフルゲを越えてグリースアルプへ

sIMG_4289
ミューレンからグリースアルプ、ブリュームリスアルプ小屋、エッシネン湖を経由してカンデルシュテークに抜ける一泊二日~二泊三日のトレッキングは、日本人にはあまり知られていない縦走路です。さらに一泊二日を追加して、カンデルシュテークからはゲンミ峠を越えてロイカバードへ抜けたり、レッチェン峠を越えてレッチェンタールに抜けたりするバリエーションルートを作ることもできます。

sIMG_4236
今回は、晴れた日をねらって、ミューレンからゼフィーネンフルゲ峠を越え、グリースアルプまで一日トレッキングを楽しんできました。インターラーケンから始発の電車に乗り、歩き始めのミューレンはまだ朝の柔らかい日差しでした。

sKiental
途中、ロトシュトック小屋を通り、残雪が残る急な坂を登り切るとゼフィーネンフルゲ峠です。峠の向こうにはキエンタールの谷が一望できます。この区間は年によって残雪の残りかたが異なりますが、7月中旬から下旬くらいになると歩けるようになるようです。

sIMG_4322
峠から直接グリースアルプまで下りるコースもあるのですが、ちょっと寄り道して、スイス山岳会のグシュパルテン小屋経由でグリースアルプまで下りました。途中、何カ所も雪渓が残っているので雪山に慣れた人向けの道です。眼下にはグシュパルテン氷河が見えます。

sIMG_4325
そして、山小屋の下まで来たところ、表示は白赤白の道でしたが、なんと!氷河の上を横切っていました。氷河の上にハシゴがかけられ、そこを通るようです。

sIMG_4336
最後はきれいな牧草地の中をグリースアルプまで下りました。この区間は約8時間の健脚向け縦走コースです。足場が悪いのでしっかりとしたブーツ、十分な装備を持って歩くことをおすすめします。グリースアルプからはBLS(シュピーツ~ブリーク線)のライヘンバッハ駅まで、ヨーロッパで最も急な勾配を走る郵便バスに乗って下山しました。

つちや
ギャラリー
  • 黄金の日々
  • 黄金の日々
  • 黄金の日々
  • 黄金の日々
  • 黄金の日々
  • 栗祭り、開催中
  • Salbit South Ridge(ソルビット南稜)
  • Salbit South Ridge(ソルビット南稜)
  • Salbit South Ridge(ソルビット南稜)